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今年の総決算

 今年は定年退職し、人生の新しいステージに移行した年だった。膨大な自由時間に圧倒されるか、それをうまく活用するかで人間力が試されるような気がする。勝負は五分五分だったかもしれない。
 今年のイベントとしては、サンティアゴ巡礼800キロの徒歩旅行を妻と歩いたのは記念すべきことだった。表面上は素晴らしい定年退職記念旅行なのだが、内実妻は毎日20数キロの徒歩に相当苦労したようだった。何事にも日向があれば、陰もあるということだ。
 この巡礼に気を良くした私は四国歩きお遍路1200キロの旅にも挑戦し、ほぼ予定の41日間で結願(けちがん)することができた。サンティアゴよりもお遍路は厳しい道のりだった。即身成仏までは至ることができず、人間の業の深さを改めて思い知らされた。
 スポーツでは、2月の熊本城マラソン大会、4月と5月と10月の100キロ超ウォーキング大会を完歩したのは嬉しい。結構厳しいため、友達にはあまり勧めないが、自分としてはこんな苦行に挑戦する自分に大変満足している。行橋別府100キロウォーク大会では17時間42分でゴールし、4600人中302番だったのは非常に嬉しい。これが自己最高の成績か、来年更新できるかはやってみないと分からない。いつか限界がやってくるのだが、それは神仏に任せるとして、自分は前を向いて前進するのみだ。
 ゴルフはまだスランプから脱出していない。90を切ったのが1回しかなかったのは恥ずかしい。ピークは過ぎたかもしれないが、来年はしっかり取り組まなければならない。
 文化面では、絵描きを始めたのは新鮮だった。1年間で数十枚の絵を描いただろうか。予想以上の出来栄えに自己陶酔しそうになったこともあった。こんなこともないと、人生やってられないけれど。お遍路の途中で絵手紙を描いたり、年賀状はすべて水彩画にしたのは新しい試みだった。受け取った友人たちに喜んでもらえると大変うれしい。来年は賞を目指してさらに頑張りましょうか。
 文芸の方では、小説や旅行記を書いて地元の文芸誌に投稿したのだが、反響が今一つパッとしなかった。新しい作品へのチャレンジが必要なのかもしれないと思った。
 語学のほうは、英語と中国語に加えて、スペイン語、ドイツ語、フランス語に挑戦した。スペイン語はサンティアゴ巡礼でサバイバルレベルには達したものの、次のステージに向けて頑張っていきたい。ドイツ語は、大学時代の第二外国語だったためか、習得が速いように感じる。フランス語は発音に違和感を覚え、入口で挫折しているような状態だ。加えて、ラテン語の入門書を買ったのはいいが、第一章をまだ読み終えていない。気が向いたときに、ボチボチやるしかない。
 こんな一年だった。自己採点では80点くらいなのだが、他人からみるともっと高得点が得られるだろうか。でも、得点と幸福度は比例関係にあるとは限らない。幸福は果敢な挑戦よりも、平安な心から得られるのである。挑戦ばかりの人生では深い幸福感は得られない。
 でも、病気と怪我をしなかったのは幸運だったと言うしかない。いつどんな事態が襲ってくるか分からない。一日一日を大切に生きるしかない。人間に左右できないことは多々ある。神仏に幸運を祈願しつつ、来年も精一杯頑張ることにしよう。
 元旦からよいスタートが切れますようにと願いつつ、今年を締めくくろう。昔、一年の計は元旦にありと言ったような気がする。
 来年もよろしくお願いします。

(2017年12月31日、寺岡伸章)
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