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八代市長選挙結果予想

 8月27日の八代市長選挙は現職の市長と「幸村かよこ」市会議員の一騎打ちとなる。
 8月10日八代ハーモニーホールで開催された幸村かよこ氏の総決起大会には500名近い支援が集い、暑い熱気に包まれた。現職市長がお盆休みの前の繁忙期に、嫌がる土建業関係者の組織動員によってやっと会場を満員にしたのに比べると、幸村かよこ氏の総決起大会は組織動員に頼らず、個人の意思でやってきて満員になったのは意義深い。「判断せず、決断できず、責任を取らない」市長の行政手腕に対する不満が市内に渦巻いているためである。

 幸村かよこ氏を市長選候補者として推挙したのは17名の市会議員である。その中には、市長の元支援者もいたのだが、あまりにも行政手腕のなさに憤慨し、野党の市会議員団に転じたものもいる。現在、八代市の市議会はねじれ現象にある。市長選と同時に開催される市議会議員選において17名の市会議員が結束すれば、八代市初の女性市長の誕生が実現する。

 熊本県第二の都市八代市の有権者数は10万8千人である。現職市長を押す保守系グループの過去3回の得票数は3万9千票で変わりはなく一定である。それに対抗する非保守系の候補者の成績は1勝2敗という結果である。つまり、投票率が高くなれば、非保守系の勝利に終わるのだ。その投票率の分岐点は73%となる。市長選及び市議会選に対する市民の関心が高くなれば、投票率は73%をゆうに超すに違いない。市会議員の定数は今回から削減される一方で、候補者数は増加する見込みだ。立候補者のうち9~10名は落選するという激戦が予想されるため、票の掘り起こしのため投票率はグンとアップすると言われている。

 では、投票率を高くするための方法は何か。
 幸村かよこ陣営は、業界や特定の利益団体に左右されている市の行政を市民のための行政に戻すべく「市民ファースト」を掲げている。選挙カーは小池ゆりこ都知事選候補が使用した総ガラス窓のクルマを用意していある。一部の業界に牛耳られている市政を是正し、透明性を高めようという狙いである。女性ならではの発想である。仙台市長も横浜市長も女性である。女性が当選するのは、女性の労働環境、子育てや介護の現場の実情を肌身で感じ取り、それを行政に反映しようという機運が盛り上がっているためと考えられる。女性の方が細かいところまで気配りができ、粘り強く問題に取り組む能力が備わっている。経済成長が見込まない中で、地道に発想する女性が主導して政治や行政を進めていく時代がやってきている。

 選挙に行こう。古いおじさんの発想を打ち破ろう。現役子育て世代や高齢者に優しい行政こそ時代の要請である。
 幸村かよこ氏の公約は次の三つだ。

〇八代港の充実を基盤とした経済浮揚-貿易の拡大と観光地の強化、地場企業と農林水産業の振興で雇用拡大
〇子育て支援強化と加速する高齢化社会の対応-学校給食費の無料化と学童保育に充実、予防医療と終末医療の充実
〇透明性のある市庁舎建設の推進-災害時の対応拠点の強化、地元業者を活用した建設計画の見直し

 大型クルーズ船の年間100回八代港着岸はすぐそこまで迫っている。八代が内外に開かれた街になる機会だ。活力があり、八代に生まれて、育って、死んでよかったと思える街作りを目指していきたいものだ。

(2017年8月13日、寺岡伸章)
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