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新人達よ、大いに失敗せよ!

 大学生を卒業したばかりの新人が職場に入ってきた。未来のある彼らは輝いてみえる。初心を忘れずに、いつまでも夢を追いかけ、希望を抱いていて欲しい。高い志を掲げて、いつまでも自己研鑽に励んで欲しい。

 大先輩であるわたしからあなたたちに贈る言葉は、「大いに失敗せよ」ということだ。誰でも失敗は嫌だが、失敗を恐れてチャレンジしなければ、周囲から評価されないし、本人も後悔が残るはずだ。集中するものがなかったり、熱意を注ぎ込めなかったりすれば、時間の無駄となる。時間は限られているのだ。失敗しないことよりも、何もしないことが人間の成長を止めることを知って欲しい。失敗は人間を成長させる苦い良薬だ。

 世界のエリートが集まるハーバード大学やスタンフォード大学の経営大学院で教えることは、先人の成功物語ばかりではない。失敗こそ学ぶべき教材であるのだ。教授らは口を揃える。
「逆境こそ人を奮い立たせる」
「失敗は財産」
「失敗は成功の母」
 考えてみるがよい。偉大な経営者になる人間は必ず、どこかで大きな失敗をし、それをバネに飛躍していったと考えてよい。失敗が大きいほど、人は深く悩むが、そこから学べるものもまた大きい。

 楽な職場環境は生半可な人間しか育てない。日本の大学や会社はいつの間にか、愛情を持って社員を鍛えるということを止めてしまったように見える。本人の自主性を重んじるという思想のもとで、厳しい教育が忘れられてきているように思える。
 リーダーとなるべき人間は鍛えなければならない。知識だけでなく、社会的任務も背負わせなければならない。逃げてはいけない、どんな逆境でも未来はあると教え込まなければならない。
 大きな失敗をした人間は逞しいが、弱い人の気持ちもまた理解できるようになるはずである。

 守りに入れば、必ず後悔する。
 新人よ、みんなの前で叱られ、恥をかいても、歯を食いしばって頑張れ。職場の先輩方は、君がその苦境を乗り越え、成長することを暖かく見守っているのだ。

(2014年4月1日、寺岡伸章)
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