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朝比奈一郎『やり過ぎる力』は本日発売

 青山社中の朝比奈代表からメールを受け取ったので、掲載する。(2013年3月1日、寺岡伸章)

◆◇◆◇◆◇◆  青山社中メールマガジンVol.27  ◆◇◆◇◆◇◆
        
       「やり過ぎる力」

安倍総理の評価が急上昇している。世論調査によっては支持率が70%を超える
ケースもあるそうだ。特に、TPP加盟に向け、訪米して一歩前進させたことに関
しては、本当に凄い、と驚嘆した人が多いと思う。もちろん、私もその一人であ
る。

何が本当にすごいのか。私は、広報・宣伝力、すなわち、世論を誘導する力をフ
ルに活用して政策実現に道筋を付けたことであると思う。

そもそも今回の訪米は、なかなかアポが取れずに2月末にずれ込むなど、「おし
かけ感」の強い訪米であり、3月1日に期限が来るいわゆる財政の崖問題など
で、オバマ大統領の頭は一杯だったはずだ。こちらの事情はともかく、先方の事
情を考えると、必ずしもベストのタイミングとは言えない。

細かい事情は承知していないが、もしかするとそれが故にアメリカ側は晩餐会を
してくれるでもなく、中国への軍事的牽制について何かリップサービスをしてく
れるでもなく、自民党の安倍総理に冷淡だったと見ることすらできよう(レーガ
ン政権、ブッシュ政権など、共和党政権が代々自民党政権に対して友好的とのイ
メージ)。もちろん思惑あってのことではあるが、中国ではそうした報道がなさ
れているようであり、現にご当地アメリカでの報道の取り扱いも低かったようで
ある。

そして肝心のTPPについての共同声明だが、今、筆者の手元に英文の原文がある
が、「取ってきた」とされる部分(第二パラグラフの最後)は、要するに当たり
前のことを言っているにすぎないとも言える(「最終成果は交渉を通じて決まる
ものであり、交渉参加に先立って一方的に全ての関税を撤廃することをコミット
しなければならないわけではない」:筆者の意訳)。声明全体を見ると、最初の
パラグラフですべての物品が「聖域なく」交渉の対象とされており、高水準(自
由化率)や包括的ということも前提とされ、挙句の果てには第三パラグラフに関
しては、日本が一方的に攻め込まれているイメージだ。

つまり、今回の訪米についてネガティブに報道しようと思えばできる部分も多々
あるわけだが、各社ともこぞって安倍訪米の成果を書いた。スピン・ドクターと
かスピン・マスター(ホワイトハウスで、メディアとの駆け引きをうまくやりつ
つ、世論を誘導する係)などという言葉もあるが、そこまで大げさではないにせ
よ、私としては、安倍政権側がかなり上手にメディアコントロールをした影響
も、今回の「大成果」的報道にはあるのではないかと睨んでいる。今後、党内で
の一任取り付けなどにおいて紆余曲折はあるにせよ、高揚した世論を背景に、
TPP参加に向けて大きく一歩前進させた結果は、リーダーシップ論的に見ても高
く評価されるべきものであろう。

TPPについては、「安倍政権は参院選まで全く動けないだろう」、などという解
説もされていたが、そうした「常識」や、農業利権には食い込めないといった
「前例」を乗り越えて、今、安倍政権は道を切り開きつつある。前例や常識、既
存のルールを乗り越える力を、私は「やり過ぎる力」と名づけ、混迷の時代にお
いて、こうした力がなぜ必要で、どうすれば身につけられるかについて、洋の東
西における教えを融合しつつ、同名の一冊の本にまとめてみた。自身初の単著と
して、明日、3月1日に書店に並ぶ予定である。是非、ご一読いただければ幸い
である。

筆頭代表 CEO 朝比奈 一郎

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【1】朝比奈 初の単著『やり過ぎる力』 3月1日発売!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先月のメルマガでご案内させていただきました、朝比奈 初の単著『やり過ぎる力
―混迷の時代を切り開く真のリーダーシップ論』(ディスカバー・トゥエンティ
ワン)が、明日3月1日発売となります!
「やり過ぎる力」とは何なのか、なぜ重要なのかなど、朝比奈独自の視点で東西
のリーダーシップ論の融合を図りつつ、具体的な事例を踏まえて、書かせていた
だいております。
読んで元気になる一冊となっております。是非、ご一読いただけたら幸いです。